肩こりについて
Check!肩こりチェック
肩こりの度合いは自分で簡単にチェックできます。
体調不良が続いている方は、ぜひ一度試してみてください!
- 両足を揃えてまっすぐ立ちます
- 両腕を前ならえのように体の前へ出します
- こぶしをつくり、肘を上へ90度曲げます
- 左右の両肘をくっつけて腕を垂直にあげます
- 鼻よりも上まであがった
- 肩こりはほとんどないかと思われます。現状維持を心掛けましょう。
- 顎のあたりまであがった
- 肩がこっている可能性があります。重度の肩こりにならないよう、ストレッチやマッサージで緩和していきましょう。
- ほとんどあがらなかった
- 肩がひどくこっている可能性があります。放っておくと体調不良などの原因につながるため、心当たりのある方は一度当院までお越しください。
Cause肩こりの原因
肩こりは「血行不良」「筋肉の緊張」「自律神経の乱れ」などによって現れます。
そしてこれらの原因は日常生活の姿勢やストレスが関係しています。そのため、下記の項目に心当たりのある方は、肩がこりやすい状態となります。
- 「日頃の姿勢が悪い」
- 姿勢が悪いと筋肉の動きが低下し、筋肉の中を通る血管の働きが悪くなり血流が滞ってしまいます。
そのため、体のバランスが崩れて特定の箇所に負担がかかります。
特に人間の頭の重さはおよそ体重の8%~13%あるので、この重みが首や肩にかかると、筋肉が緊張状態になり、肩がこります。
- 「長時間座っている」
- 長時間同じ姿勢でいると、筋肉が疲れて硬くなってしまいます。
また、デスクワークなどのお仕事をされている方は「眼精疲労」になりやすく、目の疲れから首・肩のこりへとつながるので、目を休ませてあげることも大切です。
- 「ストレスが溜まっている」
- ストレスが溜まると自律神経が乱れて、筋肉の緊張や血行不良の原因となります。
そのままの状態が続くと、血流不足による冷えが現れるようになり、筋肉の緊張状態が悪化します。
そのため、ストレスを溜め込まないよう適度に発散させましょう。
- 「あまり運動をしない」
- 日頃から体を動かしていないと、筋肉の緊張や疲労が現れやすくなります。
運動不足などによって肩甲骨周辺の柔軟性が落ちると、肩甲骨の可動域が小さくなり、筋肉の動きが低下します。
室内でできるちょっとしたストレッチをするだけでも効果は期待できるので、無理のない範囲で運動するようにしましょう。
Lifestyle habit肩こりを引き起こす生活習慣
- 同じ肩にかばんをかける
- いつも同じ肩にかばんをかけていると、片方だけに負荷がかかるため、体のバランスが崩れやすくなります。
例えば、右肩にかばんをかけるクセがある人は、体のバランスをとるために右肩を上げ、左に体を倒すような姿勢になります。
このような習慣を日頃から続けていると、かばんのかかっている肩・首周辺の筋肉に負担がかかり、肩こりにつながります。
特にかばんが重いと負担も大きくなるので、心当たりがある方は注意してください。
- 脚を組むクセがある
- 脚を組むと骨盤の位置がズレやすくなります。
そして骨盤のずれが固定されると体の歪みにつながり、肩や首に負担がかかりやすくなるのです。
さらに、体のバランスが崩れると、座ったときに重心がずれてしまうため、無意識に足を組んで重心を整えようとします。
このような習慣が身についている場合は、既に体が歪んでいる可能性が高いので、歪みを整えてから姿勢を見直す必要があります。
Approach肩こりの対処法
- 適度に運動をする
- ウォーキングやストレッチなど、適度な運動を行うと筋肉の柔軟性が増して、血行が良くなります。
しかし、過度な運動を行うとかえって逆効果になる可能性があるので、負担のかからない範囲で運動するようにしましょう。
ご自宅で簡単にできるセルフケアをご紹介します。
【肩甲骨を動かす】
両肩を上・下・前・後へと動かして、硬くなった筋肉をほぐします。
肩ばかり意識するのではなく、背中の肩甲骨を動かすようにして、3セットくらいを目安にしましょう。
【背中で手をつなぐ】
片方の手を上から背中へまわし、もう片方の手を下から背中へまわします。
このとき、背中で両手の指先がタッチできれば合格、握手ができればパーフェクトです。
※痛みや痺れを感じるときは、ストレッチをすると悪化する可能性があります。
このような症状に心当たりがある場合は、早めに整体院でみてもらうことをおすすめします。
- 姿勢を治す
- 姿勢を治すことで、肩こりになりにくい体づくりを目指せます。
矯正やマッサージを受けても、日頃の姿勢が悪ければ同じ悩みを繰り返すことになるので、
その場しのぎの施術だけで終わらせないようにしましょう。
- ビタミンを摂る
- バランスの良い食事は、健康への第一歩です。
特に「ビタミンB1」は糖質をエネルギーにかえ、筋肉や神経に供給する働きがあるので、疲労を感じたときにおすすめです。